時間をかけて向き合う看護

職務歴1年
若手看護師 Iさん

透析看護を選んだ理由を教えてください

看護学校の実習時に担当させていただいた患者さまが透析をされていました。
治療に対してなかなか前向きになれない方で、実習期間にゆっくり時間をかけて話していくうちに、段々と心を開いてくださって私の提案を受け入れてくれた事で『時間をかけて向き合う看護』の手ごたえを感じてからとても興味をもったのがきっかけです。

若手看護師 Iさん

では実際に透析看護師として働いてみてどうですか?

まだ私自身も経験が浅く伝える力も足りないので、自分の思いが強い患者さまに対して改善やアプローチの仕方が難しい事もありますが、焦らずゆっくりと時間をかけて患者さまの気持ちに寄り添えるように努めています。

若手看護師 Iさん

入職3年目ですが、新人の頃と比べて仕事に対する考え方は変わりましたか?働く上で心掛けていることはありますか?

透析は、機械の操作やシャントの穿刺など一般病棟勤務では経験しなかった専門的な事が多く、慣れるまでは一番大切な患者さまとの会話を優先する余裕など全くありませんでした。
現在は穿刺時や透析中にコミュニケーションを取りながら、日々の小さな変化に気づけるようにアンテナを張るようにしています。
患者さまの中には、長期の治療に対する不安や、生活の制限でのストレスで、時には落ち込んだり、攻撃的になったり感情が不安定になることもあります。そのような心情や背景に寄り添いながら、透析看護の知識、アセスメントスキルやコミュニケーション力を更に高め、患者さまとの信頼関係を築いていくよう努めています。

若手看護師 Iさん

四日市腎クリニック内の雰囲気はどうですか?

先輩方は、何の知識もなかった私に不安がなくなるまで丁寧に指導してくださり、また師長には社会人としてのマナーもたくさん教えていただきました。スタッフ同士とても仲が良く、仕事の事に限らず、なんでも話しやすい環境です。

若手看護師 Iさん

今後の目標や力を入れて取り組みたい事などを教えてください

以前から興味があったフットケアの資格も取得し、フットチームに入りました。
糖尿病患者さんや高齢者の多くは足の傷がとても治りにくく、ささいなクツ擦れや水虫、巻き爪などが原因で、ひどくなると足の切断にまでつながってしまうことも少なくありません。小さな足の変化をいち早く発見し、予防と早期治療に繋げていきたいです。

あと教育委員の活動では、 患者さまへの指導・教育用のパンフレットを作成しています。
患者さまに塩分や体重制限の説明をする際に、説明が難しくて困っていた時に師長に相談したところ、この案を提案してくださいました。患者さまが理解しやすいよう、なるべく言葉をかみ砕いてわかりやすく作成しています。
あとスタッフ教育では、毎月症例カンファレンスを開き、実際の症例を元に問題点や考察などをディスカッションしています。今後も継続的に行い、臨床現場に活かしていきたいと思います。

若手看護師 Iさん
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当院へ入職を考えている方へ

透析が初めての方でも、教育体制がしっかりしているので安心して学ぶ事ができます。
透析室の業務は、だいたい一日の流れが決まっていますので、仕事の合間にうまく時間を使って勉強をする事もできます。深夜勤務や残業はほぼ無いのでプライベートな時間のスケジュールが組みやすいです。