臨床工学技士 藤川副技士長が表彰されました

こんにちは、CE藤川です👨🏻

 

昨年(2023年)の2月6日にトルコ共和国の南東を震央とした、マグニチュード(M)7.8とM7.5規模の大きな地震が同日に2度発生し、同地域と隣接するシリア・アラブ共和国に甚大な被害を与えた事は皆さんも記憶に新しいと思います。

その大規模地震に対して、2023年2月12日~2月24日までの約2週間、JICA国際緊急援助隊・医療チームの1次隊・隊員として活動させて頂きました。

先日【トルコ・シリア大地震における地震被害】、【トンガ王国における火山被害】、【フィリピン共和国における油流出被害】のそれぞれに活動された隊員に対して外務大臣による感謝状授与式が、東京の外務省板倉公館で行われ参加させて頂きました。

 

 

公館内部に入ると荘厳な雰囲気が漂っていました。

 

 

入館後の開始時間までは、久しぶりに集まった隊員仲間の人達と再会を喜び合い近況報告をしました。

 

 

外務省提供

定刻となったので式が始まり、上川陽子大臣の挨拶を経て、代表の方々が外務大臣より感謝状を授与されていきましたが、本当に緊張に包まれた時間でした。

その後レセプションへと移行し、各テーブルを上川大臣が訪れられ、隊員の方たちと歓談されました。

自分たちのテーブルに訪れられた際には、隣で歓談となり直接お話しをさせて頂きました。

緊張しましたが気さくにお話して頂き、本当に貴重な経験を得る事が出来ました。

 

外務省提供  ※後ろ姿ですが、自分です

 

その後、受付で感謝状を頂き、隊員の皆さんと写真撮影を行いました。

 

 

現在、活動させて頂いているJICA・国際緊急援助隊の常設斑のメディカルサプライ班の皆さんとのお写真です✨

 

今回の1次隊~3次隊の派遣隊員となった臨床工学技士の皆さんです。

※ご都合で参加できなかったCEさんもいらっしゃいます

 

 

JICAによる写真提供

 

今回のトルコ・シリア大地震に対しての活動に派遣させて頂き、実際の災害医療に携わる事ができた事で、現在懸念されている「南海トラフ巨大地震」に遭遇した場合、自分たちが被災側として医療に従事する難しさや懸念点などを感じ・考えさせられました。

 

また今回経験した事において、院内の災害対策へ生かすことが出来る点が沢山あると感じたため、更に院内の災害対策へとフィードバックしていきたいと考えています。

 

トルコ・シリア大地震から約1年半が経過しましたが、まだまだ復興まで沢山の時間がかかると思いますが、ご縁を頂いたトルコへ何かできる事はないかを考えていきたいと思います。

 

最後に今回の活動に対する感謝状を頂く事が出来きましたが、これは自分を快く送り出して頂いた理事長・院長・副院長、そして、発災から派遣まで、目まぐるしいほど急展開でもあったスケジュールにも関わらず、トルコで活動させて頂くにあたり、自分の勤務をカバーして頂いた全ての職員の皆さんへの感謝状だとも思っています。

改めて、この場をお借りしてお礼を申し上げます。